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 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は13日、毎日新聞のインタビューに応じ、成長戦略の柱と位置付ける電気自動車(EV)の投入計画の詳細を明らかにした。年末から日米欧で発売する小型EV「リーフ」に続くEV第2弾として、12年には小型商用車を日米欧で発売。さらに、13年までに資本・業務提携する仏ルノーも含めてEVの品ぞろえを8車種に拡大し、「(二酸化炭素を排出しない)ゼロ・エミッション車市場で世界的なリーダーになる」と明言した。

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 EV普及に向けては、リーフで現在376万円(国の補助金を考慮すれば299万円)と、ガソリン車に比べて割高な販売価格の低減が大きな課題。この点について、ゴーン社長は「12年に日産・ルノー連合のEVの世界生産台数を50万台に引き上げる」と表明、量産効果で価格低減を目指す考えを示した。

 ゴーン社長は環境性能に優れたEVが「20年には世界新車販売の1割を占める存在になる」と説明。「日産・ルノー連合がEV市場の大部分を占めたい」と述べた。そのうえで、今後の具体的なEV投入計画では、日産が日米欧で年末に発売するリーフを11年春に中国でも販売することを検討していると明らかにした。11年には提携先のルノーも「フリューエンス」など3車種を欧州市場などで発売。さらに、12年には日産がEV第2弾として小型商用車を発売するほか、13年にかけては海外で日産の高級車ブランド「インフィニティ」にハイグレードなEVを投入する計画も明らかにした。

 ゴーン社長は、EV戦略に関して「ファミリーカーとして汎用性が高い5人乗りのリーフが最多量販車種になる」としながらも、12年に発売を予定する小型商用EVは「街中での配達などに大きな需要が見込まれる」などと指摘。EVを軸に次世代エコカー市場の覇権を目指すうえで、品ぞろえ拡充の重要性を強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000002-maip-bus_all
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