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 政府が3月12日に開始した自動料金収受システム(ETC)車載器の助成金制度。購入を求める客の殺到で、目下“天の恵み”に沸くのがカー用品店業界だ。

 「ETCは助成開始日から3日間で売り切れた。事前に在庫を積み増していたが予想以上」と、東京都内のオートバックス店員は話す。業界首位のオートバックスでは、3月14、15日の週末のETC車載器の売り上げは、通常の週末の約10倍。すでに全国の多くの店舗で売り切れており、メーカーに増産を要求するなど製品調達に奔走している。

 業界2位のイエローハットも「品薄の状態が続いているが、これはうれしい悲鳴」と声を弾ませる。カー用品店の主要客は20~30代の男性が中心だが、「女性や高齢者など幅広い層が足を運んでいる」(イエローハット)。

 ETC車載器の主な価格帯は9000円から1万5000円。今回の助成によって4輪車では、そのうち5250円が政府から支給される。ETC助成制度は3月末で期限切れとなる見通しだが、その後も2年間はETC搭載の車両に限って高速道路料金が大幅に下がる。地方の高速道路では、普通車以下の土日祝日の高速料金が一部を除いて上限1000円となる。一連の値下げ効果によって、「今後もETC車載器の売れ行きは高水準を維持し、タイヤやバッテリーなどの販売も増えるだろう」(イエローハット)と業界は期待を寄せる。

■受け身体質の限界

 ただ、現在の状況はあくまで特需にすぎない。矢野経済研究所の推計では、カー用品店の国内市場は2005年以降1~2%の微減傾向にあり、市場は成熟している。若者の車離れでタイヤ、マフラーといったチューンナップ品の需要が減退。また高性能のカーナビなども新車への標準装備が進んでおり、カー用品店での売れ行きは鈍化している。こうした環境変化によって各社の業績も落ち込んでいる。オートバックスの09年3月期の営業利益は2年前と比べ約4分の1。イエローハットに至っては今期2期連続の営業赤字となる見通しだ。

 大和総研の杉浦徹アナリストは「市場成熟化を乗り越えるには、PBでヒット商品を仕掛けて差別化するなど、付加価値を高めていくような体質づくりが必要」と指摘する。だがカー用品店業界は過去を振り返っても、こうした努力の跡はうかがえない。むしろ00年のチャイルドシート義務化や、運転中の携帯電話の取り締まり強化に伴うハンズフリー機器の特需など、政策頼みの成長が多かった。業界には今後、受け身体質から脱した独自の成長戦略が不可欠となる。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090325-00000001-toyo-bus_all
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ロボット開発・販売会社「イクシスリサーチ」(川崎市幸区、山崎文敬社長)は3日、ぬいぐるみが声としぐさで道案内する「カーナビロボット」の試作品を発表した。富士通(本店・川崎市中原区)の特許を活用した製品で、今後カーナビメーカーに提案して1年以内の実用化を目指す。

 試作品はクマのぬいぐるみ型で、高さ約30センチ。首と腕の計6カ所に関節があり、カーナビと連動して声とともに腕と頭で曲がる方向を指し示す。

 また、首に付けたセンサーがアルコールを検知すると「もしかしてお酒飲んでない?」、急発進や急停止など危険な運転で揺れると「危ない」と注意。頭をなでると付近のランドマークを案内する機能もある。

 山崎社長は「実用化に向けて小型化し、ぬいぐるみ型だけではなく、キャラクターや機械そのものなど、さまざまな形を試してみたい」と話した。

 カーナビと人形が連動するアイデアは富士通が特許を取得している。両社は川崎市が進める市内の大企業と中小企業の「知的財産交流会」を通じて契約が成立した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000004-maiall-soci
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