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 大手レンタカー会社に比べ、半額程度の料金で利用できる格安のレンタカー店が登場、人気を集めている。中古車を使用したり、ガソリンスタンドなどと兼業することで人件費や土地賃貸料といったコストを抑えたりして低価格を実現。レンタル台数も好調で、店舗数も急速に増えている。(森本昌彦)

 ≪1回分で2回≫

 「値段に魅力を感じて利用してみました。これまでのレンタカー1回分の料金で2回利用できる。中古車だけど、メンテナンスもしっかりしている」

 さいたま市内に住む男性会社員(35)は今年3月ごろから、格安レンタカーを利用し始めた。今では月に8、9回、借りているという。利用しているのは、ワンズネットワーク(千葉県習志野市)が手がけるワンズレンタカー大宮店(さいたま市大宮区)。料金はコンパクトカーなら当日(12時間)2625円、1泊2日3150円と、従来のレンタカーの半額程度で借りられることが魅力だ。

 同店はもともとガソリンスタンドだった。今年1月から洗車などの車整備業務の傍ら、レンタカー業務を始めた。週末には所有する5台がすべて利用されるほどの人気に。梅田健一店長は「今まで大手のレンタカーを利用していた人がインターネットなどで安いことを知って来る方が多い。今ではお客さまの半分ほどはリピーターです」と話す。

 ≪必要なときに使う≫

 安さの秘密は中古車を利用して初期導入費用を抑えたうえ、ガソリンスタンドや整備工場などが兼業しているからだ。元々の業務の合間に貸し出しや返却などの作業を行うため、人件費や土地賃貸料などがかからず、低価格にできる仕組み。

 ワンズネットワークは平成18年から、格安レンタカー事業を開始し、今では全国に70店舗(7月26日現在)を展開。22年3月末までに500店舗に拡大する予定という。

 他社も順調に店舗数を伸ばしている。軽自動車や1000cc以下の乗用車なら半日2525円という料金の「ニコニコレンタカー」は20年4月から格安レンタカー事業を始め、7月17日現在で100店舗。23年末には1000店舗への拡大を目指すという。

 ニコニコレンタカーを運営するレンタス(横浜市都筑区)の坂見鹿郎社長は「車離れのほか、不況で不必要なものは所有しないで必要なときに使えばいいという考え方が広がり、マーケットが広がっているのではないか」と話している。

 ■9割近くが利用意向

 レンタスが平成20年9月に首都圏、関西、九州、四国で実施したインターネット調査(有効回答数312人)で、ニコニコレンタカーのレンタカー料金について聞いたところ、40%が「とても良い」、40%が「良い」と答え、8割が評価している。

 「このようなレンタカーを利用したいか」との問いでは、63%が「利用したい」、26%が「利用するかもしれない」と回答。9割近くが利用の可能性があることが分かり、格安のレンタカー料金を強く求める傾向が浮かび上がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000547-san-soci
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