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 米自動車大手クライスラーは23日、開発中の次世代電気自動車3車種のプロトタイプ(試作品)を報道陣に公開した。2010年までにそのうち1車種を発売したい考えだ。
 公開したのは、「クライスラー・タウンアンドカントリー」ミニバン、「ジープ・ラングラー」SUVの電気自動車、および「ダッジ」ブランドのスポーツカーのプラグインハイブリッドのプロトタイプ。
 投資会社サーベラス[CBS.UL]の傘下で経営の建て直しを計っているクライスラーは、開発途中の電気自動車を公開することで、燃費の悪い大型車を製造する自動車メーカーとのイメージからの決別を図りたい考えだ。また、新車開発能力に限界があるとの疑いを払しょくする狙いもある。
 米国では、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>が2010年11月に電気自動車の「シボレー・ボルト」を発売予定。クライスラーが予定通りに2010年までに発売にこぎつけられれば、環境に優しい車部門でGMと競争できる。
 クライスラーの開発部門を率いるフランク・クレゴン氏は記者団に対し「クライスラーは一般に考えられているよりも多くの開発計画を実行中だ」と胸を張った。
 公開された3車種のうち、「ダッジ」ブランドのスポーツカーは、プラグイン・ハイブリッドという外部コンセントから電力をバッテリーに充電できるタイプのハイブリッド車で、現在ロータス・カーズと共同で開発中。停止状態からアクセルを踏んで、5秒以内に時速60マイル(時速97キロ)までの急加速が可能で、一回の充電で200マイル走行可能だ。
 クライスラーは現在、次世代電気自動車の生産計画や販売価格などを策定中。リチウムイオン電池の調達先も検討中という。
 ガソリン価格高騰を受け、市場の需要がクライスラーが得意とするトラックから燃費の良い小型車に移ったため、クライスラーの売り上げは落ち込んでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000086-reu-bus_all
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