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ロボット開発・販売会社「イクシスリサーチ」(川崎市幸区、山崎文敬社長)は3日、ぬいぐるみが声としぐさで道案内する「カーナビロボット」の試作品を発表した。富士通(本店・川崎市中原区)の特許を活用した製品で、今後カーナビメーカーに提案して1年以内の実用化を目指す。

 試作品はクマのぬいぐるみ型で、高さ約30センチ。首と腕の計6カ所に関節があり、カーナビと連動して声とともに腕と頭で曲がる方向を指し示す。

 また、首に付けたセンサーがアルコールを検知すると「もしかしてお酒飲んでない?」、急発進や急停止など危険な運転で揺れると「危ない」と注意。頭をなでると付近のランドマークを案内する機能もある。

 山崎社長は「実用化に向けて小型化し、ぬいぐるみ型だけではなく、キャラクターや機械そのものなど、さまざまな形を試してみたい」と話した。

 カーナビと人形が連動するアイデアは富士通が特許を取得している。両社は川崎市が進める市内の大企業と中小企業の「知的財産交流会」を通じて契約が成立した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000004-maiall-soci
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