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 損害保険大手各社は任意加入の自動車保険料を来年度に一斉に値上げする。景気が低迷する中、家計の負担増は必至だ。その背景と影響をまとめた。【宇都宮裕一】

 ◇高齢・若年層、より高く

 Q どうして値上げするの?

 A 各社の保険料収入が大幅に減っているためです。98年の保険料自由化で価格競争が激化し、契約1件当たりの保険料収入は10年間で20%以上減りました。少子化や景気後退による新車販売不振▽保険料の安い小型車志向▽保険料の高い若者の車離れ--も減少に拍車をかけています。

 Q どのくらい上がるの?

 A 損害保険料率算出機構が、保険料算出のために加盟各社に提供する「参考純率」の引き上げ幅(平均5・7%)が基準になります。業界全体の保険料の平均年額は現在約5万3100円ですが、このうち保険金支払いに充てられる約6割が参考純率の適用対象です。平均の値上げ額は2000円程度の見通しです。大手各社は昨年春以降、1~3%値上げしてきましたが、来年度は大幅値上げが必至です。

 Q 年齢によって値上げ幅も差があるの?

 A 主な運転者の年齢に応じ、初めて別々の参考純率が適用され、差が出ます。事故が多い若年層と、事故が増えている高齢者の保険料を高くするためです。また、同じ年齢でも事故率によって保険料は異なります。

 Q 「メガ損保時代」というから値下げを期待したのに。

 A 損保大手6社は来年4月から3社に再編されます。自動車保険の不振が引き金となり、規模拡大に活路を探る狙いですが、経営統合によるコスト削減効果が出るには時間がかかるようです。ただ、参考純率は従う義務がなく、通信販売で安い保険料を売り物にしてきた外資系などは値上げを極力抑える方針です。契約者が外資系などに流れることも予想され、値上げが大手自らの首を絞めることになりかねません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090716-00000012-maiall-bus_all
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