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 石油情報センターが4日発表した石油製品の価格動向調査によると、2日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(全国平均)は171.9円となり、1987年の統計開始以来初めて170円を突破した。前週からの上げ幅も11.6円で、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活時を除き過去最大。原油価格の高騰を背景に、石油元売り各社が1日からガソリン卸値を大幅に引き上げたためで、全国の給油所が一斉に店頭価格の大幅値上げに踏み切った。
 ガソリン価格については、総理府(現内閣府)の調査で第2次オイルショック時の82年秋に、東京都区部平均で1リットル当たり177円を付けたことがある。今回の全国平均のガソリン価格はこれに迫る水準。家計を直撃するばかりか、輸送コストの増加などで日本経済全体にも打撃を与える可能性が出てきた。
 ガソリン価格を都道府県別に見ると、茨城や千葉、また税率の低い沖縄など7県を除き、40都道府県で170円台を記録。中でも離島の多い長崎が177.0円と最高値だったほか、長野が175.8円、神奈川が175.5円など、5県で早くも175円を突破した。また神奈川と石川では上昇幅が15円を超えた。
 ただ、元売り各社は6月の卸値を軒並み12円以上値上げしており、石油情報センターでは「今月中にもう少し上昇する可能性がある」としている。また、足元の原油価格はやや軟化しているものの先高感は衰えておらず、夏の行楽シーズンに向けガソリン価格は一段と上昇しそうだ。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000106-jij-bus_all
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