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 原油価格の急落が続いていることで“安売り激戦区”の東京都世田谷区の環状8号線沿いにはレギュラーガソリン1リットル当たり123円のスタンドが登場した。周辺には120円台のスタンドも多く、最高値の時より約50円も安くなり利用者には朗報だが、再び訪れた安売り合戦に苦闘している給油所もあるという。

 8日午前9時、環状8号沿いのゼネラル系のガソリンスタンド。入り口の電光掲示板に「123」の文字が赤く光る。石油情報センターによる最新のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均は141円だが、同店では「今年最安値」という値段に引き寄せられるように、次々と乗用車が入ってきた。12台ある給油機が休む間もないほどの繁盛ぶり。休日のため家族連れも多く、スタンド内のトイレにまで列ができた。

 同店では8月にレギュラー1リットル当たりの値段が170円台を記録。その後、次第に値段が下がり、11月に入り7カ月ぶりに120円台になった。佐藤大店長(37)は「ようやく適正価格に戻り、お客さんも喜んでいる」と話す。

 だが、すべての店が価格下落の恩恵を受けているわけではない。中央自動車道の高井戸インター付近から第3京浜の玉川インター付近までの約9キロの環状8号線沿いには約20店のスタンドがあり、126~135円に値段を設定しているが、給油している車は多くても2台程度。「より安いところで買おうというお客さんが増えた」と佐藤店長。価格下落により他店との競争はさらに激しくなっているようだ。

 一方、ドライバーは価格下落を歓迎。軽乗用車に給油していた東京都杉並区の製造業、柏木和彦さん(43)は「値段が元に戻りほっとしたが、他の物価が上がっているので、できるだけ公共交通機関を使うようにしたい」と話し、家族と伊豆へ出かけていった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000009-maip-soci
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