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 トヨタ自動車は7日、セダン型の高級新型ハイブリッド車(HV)「SAI」(サイ)を発売した。同社としては、トヨタブランドの「プリウス」、レクサスブランドの「HS250h」に続く3車目のハイブリッド専用車。すでに10月20日から予約受注を始めており、受注件数は1カ月で、月間販売目標(3000台)の4倍以上となる1万4000件を突破した。

 低燃費、低価格であることや、政府のエコカー減税対象として約24万~28万円の“値引き”が受けられることが主な理由。このほか、政府の新車買い替え補助制度がもともと来年3月に廃止される予定だったため、12月の正式発売後の購入では適用を受けるのに間に合わないとみて、駆け込みで予約受注が殺到したことも大きそうだ。

 SAIの名前は、上質な仕上がりを示す「彩」と、性能の優秀さを示す「才」からとっている。おもな客層のターゲットとして中高年を設定。プリウスやホンダの「インサイト」などのHVように、若者受けするハッチバック式ではなく、「中高年層に好む人が多い」(関係者)という、後部にトランクルームが突き出した伝統的なセダンの形をとった。

 総排気量は2400cc。燃費は1リットル=23キロで、同クラスのセダンのガソリン車と比べると、2倍の数値。コンパクトカー並みの燃費を実現した。

 素材面でも環境への配慮を重視しており、石油由来ではなく、一部または全部にケナフやひまし油などの植物素材を使った「エコプラスチック」を室内面積の60%に使用。車のライフサイクル全体で見た場合の二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えた。このほか、居住空間をできるだけ広げたほか、静粛性も増し、高いレベルでの乗り心地を実現している。

 生産はトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が担当。モデルは全部で4通りあり、価格は338万~426万円とした。200万円台が中心となっているプリウスと、400万円台が中心となっているHS250hの中間価格帯を抑える形となり、トヨタは、多様なニーズにこたえるHV戦略を進める考えだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000509-san-bus_all
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