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 日陰の駐車場で車の窓を全開にしていても、外気温が30度の状態ではわずか10分で車内が40度近くに上昇することが、財団法人気象業務支援センター(東京都千代田区)の実験で分かった。13日も関東、四国地方などで30度を上回った。暑い日はまだ続くだけに、車内に人を残さないことが賢明と言えそうだ。

 実験は8月末の日中、都内のコンクリート敷きの駐車場で、黒色のステーションワゴン(1500CC)を使って実施した。天気は晴れ、気温は31.5度、風速は2.1メートルだった。

 まず、日陰で前後部席の窓を全開にし、スーパーなどの駐車場と同じように両脇に別の乗用車を並べた。

 その結果、子どもが座ることの多い後部座席での室温は当初、33.5度だったが、10分後に体温を超す38.8度に上昇、その後も40度前後で推移した。次に、直射日光が当たる場所に移すと、41度だった車内は3分後に50度を超えた。車が並ぶ駐車場では、窓を開けていても風が遮られやすいのが高温を招く要因とみられる。

 車内に残された子どもが熱中症になる事故は依然多く、環境省の「熱中症環境保健マニュアル」によると、熱中症による死亡は最高気温が30度を超えるあたりから増える。

 センターの村山貢司専任主任技師は「日陰で窓全開でも、これほど急激に高温になるのは予想外だ。濃い色の車体は熱を吸収しやすいが、黒に限らず春や秋も直射日光が当たれば室内は体温を超す可能性がある」と話す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000000-maip-soci
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