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日本自動車販売協会連合会などが6日発表した6月の車名別新車販売ランキングによると、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が2万2292台(うち3代目「プリウス」が2万1192台)と、エコカー(環境対応車)ブームに乗り、軽自動車を含む総合ランキングで初めてトップとなった。総合ランキングでは、低価格を武器にこれまでスズキの「ワゴンR」など軽自動車が首位の常連で、軽以外の普通車(登録車)がトップに立ったのは07年12月のホンダの「フィット」以来1年6カ月ぶり。

 総合ランクの2位はスズキの「ワゴンR」の1万6185台、3位はダイハツの「ムーヴ」の1万4935台で、いずれも軽自動車だった。ホンダのHV「インサイト」は8782台で7位。プリウスの勢いには及ばないものの、2月の発売以来、月間販売目標の5000台を大きく上回り続けて好調だ。

 5月18日発売の3代目プリウスは、世界最高水準の燃費や、最廉価モデルの価格が2代目より約30万円下がったことで話題を呼んだ。国のエコカー減税やエコカーへの買い替え補助も追い風となり、5月の販売台数は1万915台(うち3代目プリウスは1万196台)と、軽を除く登録車部門では初登場でトップに躍り出た。軽を含む総合ランクでもワゴンRやムーヴに続く3位だった。

 3代目プリウスの受注は6月末で20万台を超えており、国内新車市場では当分、プリウスの勢いが続きそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000002-maip-bus_all
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