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那覇市の男性が車の屋根に芝生を育てることに成功し、ことしの夏から市内を走らせている。二酸化炭素を吸収し、夏でも冷房のいらないという「エコカー」は見た目も独特だ。水をやりながら「車上緑化計画を実現した」と話すのは嘉手苅林昌さんのCD制作などを手掛けるプロデューサーの知念満二さん(51)。自宅のある首里周辺では観光客に写真を撮られることも多いという。知念さんは「沖縄中のバスやタクシーの屋根に芝生を植えたい」と夢を描いている。観光と地球温暖化防止に役立てたい考えだ。
計画のきっかけは車の冷房が壊れたこと。「高齢の母に負担はかけられない。どこでも木陰の下にいるような涼しさを」と考えをめぐらせたところ、車の屋根で芝生を育てることを思いついた。
前代未聞のアイデアだけに苦労は多かった。土は車を汚すため使えない。種をまいてもすぐに乾いてしまう。夏は高温になり、育った芝が枯れてしまう。約1年の試行錯誤の答えは四層構造の上に種をまくことだった。さび止め、断熱材、水を保つおむつシートにココナツの繊維を重ねた。
「信号待ちでじろじろ見られる恥ずかしさにはいまだ慣れない」と知念さん。環境によく、美しい車が増えればと願っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081130-00000011-ryu-oki
計画のきっかけは車の冷房が壊れたこと。「高齢の母に負担はかけられない。どこでも木陰の下にいるような涼しさを」と考えをめぐらせたところ、車の屋根で芝生を育てることを思いついた。
前代未聞のアイデアだけに苦労は多かった。土は車を汚すため使えない。種をまいてもすぐに乾いてしまう。夏は高温になり、育った芝が枯れてしまう。約1年の試行錯誤の答えは四層構造の上に種をまくことだった。さび止め、断熱材、水を保つおむつシートにココナツの繊維を重ねた。
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