忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨年9月のF1・シンガポールGPで不正を行った疑いで、21日に国際自動車連盟(FIA)の世界モータースポーツ評議会(パリ)に召喚されていたルノーは16日、容疑を認め、フラビオ・ブリアトーレ代表(59)=イタリア=が退団した。有罪なら今季選手権から追放される可能性も伝えられており、世界不況による撤退報道も続出。事件を機に撤退に追い込まれる可能性が浮上した。

 FIAによる事情聴取に強気な姿勢を見せていたルノーが突如、白旗をあげた。F1で最も有名なチーム代表として知られるブリアトーレ氏と、技術部門を統括するシモンズ氏(英国)が同時退団。FIAからの処罰の内容にかかわらず、大黒柱を失ったチームの継続参戦は困難になった。

 史上初の夜間開催となった昨年のシンガポールGPの決勝では、当時所属していたピケ(ブラジル)がクラッシュ。同僚のアロンソ(スペイン)は絶好のタイミングでセーフティーカー(SC)が入ったことで優勝したが、8月にチームを解雇されたピケがFIAに事故は故意だったと密告。FIAは「事故はチームの指示による意図的なものだった」として、ルノーを聴聞会に召喚した。

 ルノーは当初、解雇を恨んだピケと、3度の世界王者である父親のネルソン氏による“たかり行為”だとして、2人を告訴。全面対決する姿勢を見せたが、「08年シンガポールGPにおける容疑について争わないことを決めた。ブリアトーレ氏とシモンズ氏はチームを退団した」と声明した。

 F1では07年に、フェラーリの機密情報を不正に入手したスパイ疑惑でマクラーレンが全得点を剥奪(はくだつ)され、スポーツ史上最高となる1億ドル(当時の為替で約116億円)の罰金刑を受けた例がある。今回の事件も処罰は罰金や得点の減点に始まり、選手権からの追放もあるといわれ、撤退報道の続くルノーには、まさに追い打ちをかける事態となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000006-sanspo-moto
PR

Copyright © [ クルマ.info 本日のクルマニュース! ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]