忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 FOM(フォーミュラワン・マネージメント)会長のバーニー・エクレストン氏が、現在のF1界を考慮して「F1の分裂もありうる」と語った。現地時間(以下、現地時間)16日、イギリスの新聞『タイムズ』紙が伝えている。

 今年3月末、FIA(国際自動車連盟)会長のマックス・モズレー氏の性的スキャンダルが報道された。このためM.モズレー氏の辞職を求める声が相次いだが、6月3日、フランス・パリで開かれたFIA総会の臨時会議で信任投票が行なわれた結果、M.モズレー会長が信任を勝ち取り、2009年10月の任期まで現職に留まる見通しとなっている。

 投票直前にM.モズレー会長の辞職を公に要求していたB.エクレストン氏は、投票の結果を受け、「私としてはこれはいつもと同じ、ビジネスなのだ。今回のことが、スポンサーや自動車メーカーの動揺を招いていないことを願う」と今後について懸念をのぞかせていた。そして今回、「チームは自分たちの好きなようにできる。現時点では、スポンサーを満足させることを優先しているので、分裂はない。しかし将来、そうなる可能性はある。チームとFIAの間には合意はないんだ。商業面での合意は、FOMと各チームが結んでいるので、チームは自由に振る舞える」と、FOMが現在のF1から離脱し、新シリーズを立ち上げる可能性もあるとコメント。

 さらに、「マックスは財政面に一切関わりがない。FIAは、自らがこのスポーツにおける取締役であるという極めて明確な契約を欧州委員会との間に結んでいるが、金銭面には何の権利もないんだ。もしマックスが復活して、チームにもっと配当金を増やすべきだと言おうものなら、でしゃばるなと返答するだろうね」と強硬な態度を見せると、「私には株主、チーム、メーカーといった巨額を投資する人々への責任がある。マックスは投資家に対する責任はなく、FIAにも投資金は入らない。彼らが得る金額は、すべてF1からのものだ。もしF1が消滅すれば、FIAは深刻な危機に直面するだろう」と警告している。

 M.モズレー会長の性的スキャンダルは、ナチ風の乱交パーティーといった内容だったため、「私が懸念しているのは、直接的にせよ間接的にせよ、ユダヤ系コミュニティがF1に流入する資産の多くをコントロールしていることだ。彼らは、FIAはモズレーのような人物を代表にすべきではないと考えている」と付け加えた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000113-ism-moto
PR

Copyright © [ クルマ.info 本日のクルマニュース! ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]