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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が6日発表した平成20年度の車名別新車販売台数によると、スズキの軽自動車「ワゴンR」が5年連続でトップとなった。ベスト10のうち上位3位を軽自動車で占めるなど、低コスト・低燃費に敏感な消費者の購入姿勢を反映したランキングとなった。

 2位はダイハツ工業の「ムーヴ」、3位は同「タント」が入った。軽以外ではホンダの小型車「フィット」が4位で、軽自動車を除く登録車では2年連続でトップとなった。

 タントは19年12月の全面改良効果により、大きく販売を伸ばした。全高が1・75メートルと軽自動車の中ではトップクラスで、広い室内空間などを売りに小型車から軽自動車に乗り換える消費者をうまく取り込んだ。

 10位以内をメーカー別にみると、ダイハツとトヨタが3車種ずつ、スズキ、ホンダが各2車種。日産自動車は1車種も入らなかった。

 トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は、前年度比15・6%増の7万618台となり、2けたの伸びになった。5月に新型車が発売される予定で、モデル末期となったものの、軽を除いた登録車ランキングで19年度の11位から、5位に躍進した。昨年夏にかけてガソリン価格が急騰するなか、燃費のよいハイブリッドカーに注目が集まった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000581-san-bus_all
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