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 国内の自動車販売が大きく落ち込んでいる中で、オープンカーの投入が相次いでいる。例年は1、2車種程度だが、今年は明らかになっているだけでも6車種が発売される。昨年12月にはマツダが「ロードスター」を一部改良して投入したばかりで、今年は“当たり年”となっている。

 オープンカーは嗜好(しこう)性が強く安定した需要が見込めるため、低迷する市場でも底堅い販売が見込めるとの見方もあり、各社とも需要回復の一助としての期待を高めている。

 オープンカーで特に目立つのが、ビー・エム・ダブリュー(BMW、東京都千代田区)だ。今月には5年ぶりとなる「ミニ コンバーチブル」を発売したのに続き、近くオープンカー専用モデル「Z4」を全面改良し、発売する。1社が年間に複数車種を投入するのは極めて珍しい。

 トヨタ自動車も、5月に最高級のレクサスブランドのスポーツカー「IS250」にオープンカーを設定するほか、日産自動車も今秋に「フェアレディZ」を発売するなど、国産メーカーも負けていない。

 日本製オープンカーの代表ともいえるのが、マツダの「ロードスター」だ。1989年に初代を投入した時期はバブル経済のまっただ中で、好景気に押される形でヒット商品になった。このため、オープンカーは「好景気を象徴する商品」という位置づけをする向きもある。

 ただ、現在はかつてない自動車不況が続いている。そうした中でオープンカー投入が続くのは、自動車開発には4~5年かかり、1~2年後の製品投入計画が決まっているため、発売時期を遅らせるわけにはいかないとの理由からだ。

 オープンカーは専用モデルを除き、ベース車の特別仕様という位置付けとなるため、価格は1~2割高くなる。それが売れれば、市場回復のサインとなる可能性もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090422-00000017-fsi-bus_all
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