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米調査会社オートデータが1日まとめた7月の米新車販売台数によると、米国内での日本車8社の販売シェアが43%となり、米大手3社(ビッグ3)の42.7%を上回り、国別の月間シェアで初めてトップに躍り出た。原油高騰に伴うガソリン価格の値上がりが、大型車を主力にしてきたビッグ3を直撃した。日本勢は米国進出から半世紀余りで、史上初めて頂点に立った。

 業界全体の販売台数は、前年同月比13.2%減の113万6176台と9カ月連続で前年実績を下回った。92年以来の低水準という。低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融市場の混乱とガソリン高騰の影響で景気後退への懸念が強まり、消費者の買い控え傾向に拍車がかかった。

 特にスポーツタイプ多目的車(SUV)やピックアップトラックなど大型車の販売減が深刻で、ビッグ3は最大手のゼネラル・モーターズ(GM)が08年4~6月期決算で155億ドル(約1兆6600億円)の大幅赤字になるなど経営危機観測も広がっている。

 日本車8社は計48万8226台、ビッグ3の48万5289台を約3000台上回った。6月はビッグ3が約7万3000台差をつけていた。

 日本勢は、トヨタ自動車(2位)が同11.9%減と低迷したが、小型車の販売が好調だったホンダは1.6%減と健闘し、クライスラー(5位)を抑えて3カ月連続で4位を維持した。また、日産自動車(6位)は同8.5%増と好調で、クライスラーに2790台差まで肉薄した。

 一方、ビッグ3はGMが同26%減、フォード・モーターも同13%減と落ち込みが激しく、3社とも小型トラック工場の閉鎖や数千人規模の人員削減など大規模なリストラ策に着手している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000020-mai-bus_all
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